《おはよ!
あたしは学校だよぉー!
お互い頑張ろうねー!》

そう返して学校へ向かう。

あたしが住んでるところは田舎で、

見渡すと山、山、山。

高校は、徒歩で5分のところにある。

だからほら、こんな事説明している間に

もうついちゃった。

あたしは1-B

って言っても…2クラスしかないんだけどね。

32人の2クラス。よって学年で64人、

少ないったらありゃしない。

ガラリとドアを開けるとドォーンと

誰かが、ぶつかってきた。

誰か、じゃないね。

もう誰かはわかってる。

「紀恵、離して?」

「んー…もうちょっとだけー」

こうやっていつも甘えてくるのは

野原紀恵【のはらきえ】

小学校からの友達。

ーー…と言っても、クラスのほぼ全員

が、小学校から同じ。