◇あとがき◇
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
…暗いお話ですみません(笑)
このお話を書こうと思ったきっかけは、ベリカさんで開催された『TABOO大賞』とそれに応募されていたある作品を読んで、です。
TABOOと言えば、兄妹(姉弟も可)でしょ!と単純な思考が働いたんですが、お題にそのネタを書けるようなものがなかったというのが一つ。
あるTABOO作品で、すごく切ない話があって(兄妹ネタではないですが。内容も本作とは全く違うものです)、『私も超切ない話が書きたい!』となったのが一つ。
その二つの想いから、この作品が生まれました。
柚木作品の中では一番暗くて切ないお話になってるかなと。
でも、会話ではなくモノローグで話が進んでいく感じが、結構気に入っていたりします。
『一番好きな人とは結ばれない』
これもこのお話のポイントかなと。
ありがちな『実は血の繋がった兄妹ではなかった!』という展開は最初からまったく考えてなくて。
絶対に結ばれない二人を書こうと。
でもハピエン主義なので、最後はちゃんと幸せになってもらいました。
圭斗と隼人の会話やモノローグがすごくお気に入りだったりします。
切なさマックス!笑
一番のお気に入りは
『隼人への想いごと、友美を受け入れる覚悟なんてとっくにできてる』
かな。
自分で書きながらきゅんしたアホな柚木です(笑)
もっと中身を書きたかったんですが、書くだけの力がないので、今回はさらっと短く終わらせました。(←長編苦手)
書きたかったのは、友美が圭斗を愛するようになったきっかけ。
柚木の頭の中には文章にできるまでではないですが、ストーリーがあります。
もし何か機会があれば(読みたいと言ってくれる人がいる、とか(笑))書いてみたいですね。
あとは、隼人のお話!
これも何となく頭の中にストーリーはできてます。
隼人の話の方が書きたいので、もしかしたらいつか新作で出てくるかもしれません。(ちゃんとした設定を考え中です)
そんな感じでしょうか。笑
暗いお話ですが、書くのはかなり…いや、すごく楽しかったです。
特殊なお話なので好き嫌いが分かれると思いますが、誰か一人でもこの話を気に入ってくださる方がいれば嬉しい限りです。
ここまでお付き合いありがとうございました!
感謝です!(^人^)
* 2013.05.05 * AI to YUKI *