あたしが優也を探しに家を出て少し歩いたときだった。

そこには公園があって、そこのベンチで優也と麗香が



キスをしてた。



あたしは持っていたカバンを地面に落としてしまった。


空はとても暗く、あたしの心を表しているようにも見えた。


そう思っていると優也があたしに気付いたのか


「めくっ!!」


と、優也が叫んだ。


気付けばポロポロと出ている涙。あたしは走ってその場から離れた。