────翌日。土曜日。



目を覚ますと、お昼近くだった。


どうやら、洋介が会いに来たというのは夢ではないらしい。

なんて分かりきったことを思ってしまう。



枕元に置いて眠ったスマホを手探りで見つけて、手に取る。

すると、メールが数件入っていた。


一件目は、洋介からだった。


[おはよー(´▽`)ノ 舞はまだ寝てるかな?
 オレは今から仕事! 舞とのデート資金稼ぐ為に働いてくるよ(^ー^)]


「ブッ…」


メールを呼んだ瞬間、吹き出してしまった。

てか、爆笑なんですけど!!!

ひー、笑いが止まらない。