・・・

午後からは、

本当に、

航と一緒の仕事をすることになった。

担当から外された先輩には、

なんだか申し訳ないような気がする。

・・・

「あの、高橋課長」

「…なんだ、三浦?」


「相澤さん、急に担当外されて、

驚いたんじゃありませんか?」


「・・・まぁ、驚きはしてたが、

新しい仕事は、相澤じゃなきゃ出来ない

仕事だったから、丁度よかった。

…なんだ。もしかして、悪いとか思ってたのか?」


?!

ズバリ言い当てられ、

目を泳がせた。

航はクスッと笑って、

私の頭を撫でた。


「だ?!誰かに見られたら、

どうするんですか///?」


「…誰にでもしてたから、

みんな気にしないんじゃないか?」