~愛実side~
「ふぁ~ぁ、ねむ……」
私は今日、7時に目を覚ました。
昨日は、結局あの後、私がドライヤーで髪を乾かしている間に伸治くんはお風呂から出てきて、寝る支度をしていた。
私がドライヤーを使い終わると、伸治くんが自分の髪を少し乾かして、ドライヤーをしまった。
私も寝る支度をする。
部屋の床に自分が使う敷布団を敷く。
伸治くんは元からあるベットで寝るらしい。
ずるいと思ったけど、また『布団貸さない』とか言われても困るから、
何も言わなかった。
そして、そのまま何事もなく眠りについた―――……。
そして今日、目を覚ますと、ベットで寝てる伸治くんが目に入った。
やっぱり心配しなくても大丈夫だったか!
私はとりあえずホッとして、何か飲もうと思い、リビングに行った。