「きれーだね!お城みたい…」


中に入ったら入ったで騒ぎだす耀雅。
うん、子供っぽい。


けど、確かに凄い。



「3人で住むには広すぎない?」


「莉桜は迷子になりそうだな。」


「なっ!そんなことないわよ!」


失礼ね!

さっき迷子になりかけた私が言えることでもないけど、
さすがに家の中で迷子にはならない!…はず。



「まぁ、迷子になったら…」


「なったら…?」


「そん時はまた、俺が探してやるよ。」


「え…」


なにそれ、超嬉しいんですけど!