ケータイ小説 野いちご

気狂い男とお嬢様の私。

お誕生日プレゼント
15歳の夜。


東京のとある某所。



測りきれない敷地を誇る城

通称“恵比寿城”



この城は、
5歳の最後の夜に、

両親にプレゼントされた物。



住み込み使用人200人

日本語ペラペラの黒人2人と
日本人二人のSP


有名な庭師に
三ツ星ホテルの一流シェフ。



車庫に置かれた、
10台を超える高級車。



そのオマケがついて、
あの日プレゼントされた。



入学祝い&誕生日プレゼントとして。



次の日が小学校の入学式なのに、

前日引越し作業で大忙し。



そして式を休ませたかと思えば、

両親は旅立った。




.......飛行機で。




仕事の関係だかなんだかで、

月に一回、
何故か学校にポストカードが届いた。



『今、アメリカ』

『今、中国』

『今、わかんない』



とたった一言
娘にお知らせする。



何で学校に届くのか聞いたら、

インドから届いたポストカードに
『住所分かんない』とだけ記されていた。


< 2/ 20 >