デートをしてから、1週間が経ち私と修は、一緒に登校しているため、
 今や、学校中の噂になっている。



「修って、誕生日何時?」



「いきなり如何した?」



なんか急に思いついてしまった質問に戸惑っている様子の修に私は、



「何日?」



もう一回聞いてみる。修は観念したのか



「明後日!」



と、やけくそ見たいな感じで言ったのだ。
・・・明後日って、何で言ってくれなかったんだろう。
お祝ぐらいするのに・・・
 誕生日プレゼント買いに行こうかな・・・
何時ものお礼だしいいよね?



「そうなんだ。あっ、今日一緒に帰れないから」



私が言うと修は、悲しそうな顔をして「分かった。」といってから
 走って行った。



プレゼント買うのは良いんだけど・・・男の子の好みなんて分かんないし・・・
 お兄ちゃんにでも着いてきて貰おうかな。
・・・果てしなくうざいけど。
修に喜んで貰いたいし・・・


そんな修のために考えたサプライズが裏目に出てしまうことを今の私は知らない。