奢るよとかかっこいい事をいいながらも


着いたのはファーストフード店。

「ごめんな、お金なくて。」
「大丈夫！自分で払うから！」

まぁ、期間限定のハンバーガーが食べれるし。

結局自分で払ってハンバーガーを食べていた。

期間限定とかいいつつも、やっぱり美味しい。
レギュラーメニューになっても構わないくらい美味しい。

「朱里のそんな美味しいの？」
「え？」

私の口元についてたソースをとってくれた。

「だっさ。」

と、晃は笑った。
私は恥ずかしかったけれど、一緒に笑った。

「ねぇ、どうしたの？」