高校2年の、冬。

龍輝の住むマンションに集まっていた俺たちは、いつもみたいに何気ない話をして笑っていた。

その時、龍輝の彼女である真由ちゃんがふと首を傾げた。




「そういえば、龍輝さんたちは中学の時から『四聖獣』って呼ばれてたんですか?」