「はぁはぁ…」




「ヘバんの早ぇえよ。」





あの日以来。

あたしたちの使っていた輝龍の倉庫は黒蛇のものになった。






そして、あの日の約束通り、輝龍は消えた。






だからあたしたちは、輝龍復活のために、下っぱを強化している。






輝龍の倉庫が使えない今、あたしたちは新城グループの使われていない倉庫を使っている。






あの日のことは、親父や先代に話した。





全員、あたしの選択が正しいと言って、輝龍が解散になったのに、この選択をしたあたしを責めなかった。






あたしは、そんな先代たちのためにも、






輝龍を1日でも早く復活させると誓った。