「...ごめんなさい......」




目が覚めると、葉月の謝罪が聞こえてきた。




は...?


何で謝るんだよ......。




悪いのは俺なのに。




仕事でストレスがたまって...、葉月に冷たく接してしまってるけど......




俺は、葉月が好きだ。




それを言えないんだよな......。




そんな事を考えているうちに、いつの間にか葉月は部屋から出て行っていた。






「あー......」




何かムカつく。



何で謝るんだよ、あいつ。





少しイライラしながらも、俺は再び眠りについた。