ケータイ小説 野いちご

俺様社長は左手で愛を囁く

4.縮まる距離
翔side

・・・

あの日、

オレが冬美を助けてから、

何かが変わった気がした。

・・・

それはもちろん冬美の態度。

今までは何をするにも嫌がって、

拒否することが多かった。

でも今は…

それがほとんどなくなった。

前に、強引に、

怒りに任せて抱いて以来、

冬美を抱こうとはしていない。

彼女がホントに、

心から抱かれたい、

そう思ってくれるまで、

抱くことはしないと決めた。

・・・

冬美は自分の気持ちを、

ちっとも面にも出さず、

言葉でいう事もない・・・

今の気持ちが知りたいのに、

それを知るすべが今はないのだ。

どうやったら、

冬美の気持ちを知る事が出来るのか・・・

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