ケータイ小説 野いちご

嵐を呼ぶ姫 ~最強女は天然美少女?~

-壱-
両親の無茶なお願い


「でっでかい…」

あたしは今、デカイ学校の前にたっています。
あたしは今日からこの学校に通う…らしい…
なぜ、こんなに他人行儀なのかというと…
それは数時間前にさかのぼる……

全てはこんな両親の言葉から始まった…

『妃芽ーお願いだから高校にだけは行ってー』

あたしが呑気にテレビを見ているとき、両親から信じられない言葉がのべられた。

「は?」

何言ってんの?意味わかんない。
あたしは高校に行く気なんかないよ?
それは二人ともわかってくれてたじゃん?

「あたし、学校には行かないよ?」

あたしは今の仲間が大好き
嵐(あらし)、恭(やす)、新(しん)、剣(けん)、瞬(しゅん)、みんな…

「あたしは、今の仲間と一緒にこのままの生活でいたい。」

「それは、私たちも充分わかっているわ…でも…」

「妃芽には 普通 の女子高生として、楽しい生活をおくってほしいんだ。」

「私は…ちゃんと高校生活楽しめなかったから…妃芽には楽しんでほしいの。」

そっか…お母さんはお兄ちゃんを産むために高校を中退したんだっけ?

『おねがいだよー』

「あーもう、わかった!行きます!行きますよ!」

『ホントに?ありがとー妃芽ー!』

でも…確かあたしって…

「あのー…あたし18歳なんだけど…」

「大丈夫よーちゃんと手配してあるから」

「そうだぞーちゃんと1年生から入れるぞー」

「…は?」

1年生からってサバ読んじゃダメでしょ…
ま、お母さんの夢を叶えるためにもいっか、そんぐらい。

「じゃあ、明日から学校に行ってもらうわよ☆」

「は?はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~?」



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