「わ、私が島原に…ですか?」







あれからいつも通りの日々を送っていたのだけれども…。








私は、高杉さんに呼ばれて高杉さんの自室にいる。




あ、あと、香山さんもいる。








そして、いきなり
「永久、島原で働いてくれないか………?」
と言われたのだ。






なにやら、会津のお侍さんとか壬生浪士の下っ端とかが島原に通っているらしく、何か聞き出せたら………と言う理由かららしい...が。






だからって………私が島原に………?







「どうしても嫌ならいいんだか……」



高杉さんから言われるが私も何か役にたちたいと思ってる。


それに高杉さんはこの頃咳などをして、調子が悪いらしい。


それにこれは私みたいな女にしかできない仕事。



だったら………