このように積極的な考察を行った結果、飲み終わったペットボトル、略してNOPBについて大変有意義な収穫を得ることができた。収穫を得すぎたせいで、この愛すべきNOPBがますます捨てづらくなった。しかし、人は常に前進しなければならない。春は別れの季節なのだ。そして、別れはまた、新しい出会いを呼ぶ。
 さようなら、NOPB。
 ありがとう、NOPB。
 片付けの第一人者こんまり先生の教えに倣い、NOPBに謝意を表しゴミ箱に入れることをもって、この論文を締めくくることとしよう。
 しかし、胸に迫り来るこの感傷をどうしたらよいのだろうか。ほぼ一月の間、苦楽を共にしてきたNOPB。淋しくないわけがない。だがしかし、ここはやはり、最後まで積極的考察をもって終わりたいと思う。






あー、これでやっと机の上がすっきり片付いた♪




(了)