おはようございます‼って挨拶してるどころじゃないんだけどね…なんでかと言うと…

翔「で?なんで他の男に触られてるわけ?」
今、最大に危険です…空き教室の壁に追い込まれ、顔を寄せられている状態。こうなった理由は…
ほんの10分ぐらい前の事…

翔とお弁当を食べていた時…
男子生徒「あ、あの!美央さん‼」
急に声がしたので振り返ってみると、顔を赤面した男の子が立っていた。
えーっと…誰だっけ、、でも同じネクタイの色してるから同学年の人だよね…
美央「な、なんでしょう…」
男子生徒「え、えっと…その…ここじゃ言いにくいから場所変えてもいいですか…?」
美央「?は、はい…」
そして連れてこられたのは誰も使っていない空き教室だった。
美央「それで、話とは…」
男子生徒「えっと…その…美央さん‼ぼ、僕と付き合ってくれませんか⁈」
美央「へ?どこに…?」
男子生徒「あ、えと、そうじゃなくて…か、彼氏にしてくれませんか…?///」
美央「…えっ⁈」
男子生徒「お、お願いします‼」
そういいながら私の方を思いっきり掴んだ。
美央「…いっ…あの、私翔と付き合ってるんで…ごめんなさい。」
男子生徒「…くっ…なら…無理矢理にでも…‼」
美央「…え?ちょ…きゃっ‼」
無理矢理壁に押し付けられ顔を近づけてくる。
美央「や、やめてっ…!」
抵抗しても男の人には勝てなかった。
美央「しょ…翔…」
そう呼んだ瞬間…
?「美央‼」
そう叫び、思い切り教室のドアが開かれた。そこにいたのは、走ってきたのか息切れしている翔がいた。
美央「っ翔!」
私はできる限り翔を大きい声で呼んだ。
すると翔は、ドスの聞いた声で、
翔「…人の彼女に手ェ出すとはいい度胸だね。」
と、腹黒い笑いかたで言った。