真っ白な衣装を身にまとって、綺麗なメイクをされる。

「お綺麗ですよ」

なんてお世辞ももらう。

「緊張するなぁ……」

そんな時、

ーーガチャッ

誰かが入ってきた。

後ろを振り向くと、変わらないあの人達。

南「…綺麗だな。」

秋「お幸せに」

春「綾、可愛いっ」

楓「なんや…まぁ、今までありがとな」

聡「幸せにしてあげて下さいね」

海「綾ちゃん…とっても綺麗だよぉ!」

陽「綾ちゃん…抱きしめてもいい?」

神「まぁ、あれやな。馬子にも衣装。」

剛兄「綾、綺麗だぞ。」

蓮兄「俺の綾がぁー!」

彩「綾、離れても大好きよ」

美「綾、綺麗よ」

大「頑張れよ」

亮「辛くなったらいつでもこい。」

康「幸せにしてあげろよ!」

みんな…

綾「ありがと…」

「綾…綺麗だよ。
絶対幸せにしてやるからな…」

フッ…と不敵に笑ったその人に、私は飛び込んだ。