「やっほー!!お母さん!!」





白いベッドで、アナタは今日も眠るのですね。





あれから1週間くらいだろうか。



お母さんは今日も静かに眠る。





その姿は息を飲むほど美しい。






お母さんはこの世界を今でも拒んでいるのかな?



だから目を覚まさないのかな?





「何ぃ〜?泣いてるの〜?」




「なっ泣いてません!!」





お母さんを見つめて泣きそうになっている私の顔を覗く尚紀。





ちっ近い!!





「あ〜可愛いねぇ。そのリアクション」




「うるさい!!変態!!」





ドンッ






ニヤニヤ笑う尚紀の胸を思いっきり押す。




「もーそんなに強く押さないでよ〜」





私に押された尚紀は痛い〜なんて言いながら私から離れる。






コイツ、相変わらず心臓に悪いぜ....