「涼河~~、3組の女が呼んでるぜ」



「……ん??」



授業なんてのは、ほぼ睡眠の時間。



授業が終わって、休み時間になったことも俺は気づかずにいた。



「おい、涼河、起きろって!!」



同じクラスの太知に耳元で大きな声で呼ばれて、



やっとのことで目が覚めた。