ケータイ小説 野いちご

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1通のメール【完】

ありえない人

私と友理奈は今から、あり得ない事をしようとしている。その名は....
『おもいっきり転んで、遅刻を誤魔化そう作戦』だ。
冷静になって考えてみると、この作戦のせいで私と友理奈の高校生活が終わってしまうんじゃ..(汗)良くないけど、まぁ良いか..←どっちだよ
<<3、2、1...>>ちなみにこの、カウントダウンは私と友理奈が教室に入るまでのカウントダウンだ。
<<せーの!!>>
[ドタッ]×2
<<えっ?!何これ?>>   <<意味が分かんない..>>
は、恥ずかしい!!友理奈も顔真っ赤じゃん..
「あはははははは!!めっちゃおもしろいやん!君たち名前なんていうの?仲良くしようや!」
「まずは、自分から名乗れや」なんか友理奈キレ気味なんだけど..。
「俺?俺は優真(ゆうま)。」んで、君たちの名前は?」
私、この人嫌いかも..慣れなれしいし!しかも、さりげなく私の肩触ってるし!!
「おい!お前!なんでそんなに慣れなれしいんだよ!!ふざけんじゃねぇ、誰がお前と仲良くするかよ!!で、早く夏花の肩に乗せてる手どけろ!」
久しぶりだ。友理奈がキレた所見るの..
「何で怒ってんの?俺なんか悪い事した?」
「してるじゃねぇか!お前、分かってねぇのかよ!何で夏花の肩に手乗せてんだよ!!」
まだ、言い合ってる..。  この後も何分か言い合いをしていて、優真の一言に友理奈が本当にキレる。
「ねぇ、君って何でそこまであの子を助けるの?もしかして君、過去になんかあるんちゃう?」君とは、友理奈の事で、あの子が私のことだ。
扉の方を見ると千夏はハラハラと見ていて、海斗は呆れている。
[ガシャーン]
えっ!?私が友理奈の方を見たとき、優真が机に頭をぶつけていた。
「いって~、何すんねん!!」そう言った優真に、友理奈が
「黙れ!!お前にうちの何がわかんねん!」そう言って友理奈が優真を殴ろうとした時海斗が「友理奈!!いい加減にしいな!やりすぎや。」そう言って友理奈を止めた。だけど、友理奈は何で?というように言い返す。
「だって、うちの過去の事..」友理奈がそう言うと海斗が「友理奈の過去にあいつなんて関係ないやろ!」私も確かに..って思った。友理奈の過去を知っているのは私と海斗だけだ。
「ちゃう!!関係..めっちゃあるんや..」
友理奈の過去は本人にとって、きっと、すごく心が折れたと思う。
けど友理奈は、ここまでよく頑張ったと私は思う..
これから、少し友理奈の過去の話をします。
10年前..友理奈の家はもともと父親がいなくてお母さんとの2人家族だった。
そして、友理奈とお母さんが2人で公園に散歩に行った時、2人は不良に絡まれてしまう。
そして、不良達は友理奈の事を殺そうとした時、お母さんが友理奈をかばい亡くなった。
今、友理奈は親戚のおばさんと暮らしている。だけど、その過去と優真がどう関係あるのか...私は友理奈を呼び出した。
「友理奈、辛いかもしれんけど優真が過去にどう関係あるか教えて..?」すると、友理奈はちょっとずつだけど話してくれた。
「あんな..過去の不良達の事は知ってるやんな?」そう聞かれたので私は「うん」とだけ答えた。
「その、不良の中に優真がいてん...それで、お母さんが殺されたときにな...」
友理奈は泣き出してしまった。やっぱり辛かったよね..
「友理奈、辛かったら無理に話さなくていいで?」でも、友理奈は
「いや、最後まで言う..でな、こ、殺されたときな笑ったはってん...」
な、何それ!!じゃあ友理奈と優真は昔に一度会ってるんだ..私は友理奈に
「それは、嫌だったよね..教えてくれてありがとう」そう言うと友理奈が
「な、夏..花..ヒック..うちの..親友でいてくれてありがとう。あと、この事海斗にも言ってくれへん?うち、夏花と海斗には..ちゃんと全部話したいし」
友理奈はそうとうショックだよね..これを、いつ海斗に話そう..?
てか、優真は友理奈の事気づいてないよね。
でも小さくても、笑っちゃいけない事ぐらいは分かるよね?



「おい!君たち。遅刻して、ケンカして..何でもかんでもやり過ぎちゃうか?」
そう言ったのは先生っぽい人だった。
千夏も教室に入って来て「誰?」って聞いてきた。私は「さぁ~?」って答えた。
「俺はこう見えても先生や(笑)」
<<え~!?>>
私と友理奈と海斗と千夏は同じタイミングで驚いた。






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