体育祭が終わり、閉会式が始まった



騎馬戦をとばした分けじゃない色々あったけど、それはまた暇な時に……




優勝したのは哲のクラス

準優勝がオレ達のクラス


ボンヤリと聞いた話ではそういった結果だったらしい





<さてさて皆様のお待ちかね、No.1グランプリを開催いたします!準備を致しますので、参加者は生徒会本部に集合を。他の生徒は片付けをよろしくお願いします。>



相模先輩の放送に生徒がザワザワと動き始めた

オレも本部とやらに向かう



「朔月、頑張ってな?」

『…おう。まかせな哲』



皆と別れてついたテントではイケメン男子が勢揃いしていた

一年は居なく、全ての参加者は二三年だ


まぁ、そうだな…オレらの代じゃ月牙以外にイケメンいねーし



「あ〜君が噂の一年だねっ?」

ふとオレの視線に気づいたイケメン先輩方の一人がオレに声をかけた



『噂?か、どうかは知りませんが一年の黒崎です』

「へぇー、自覚なしな感じ?ま、いーや。俺、和人って言うの。よろしくー」


出された手にオレは手を重ねた

したらギュッと力込められたと思えばギラリと睨まれ


「……負けねぇから。生徒会に取り入るのが上手い黒崎君?」


と、言われた