歩夢くんからすごく視線感じるよ。

あと少しで歩夢くんの横を通過する。

頑張れ、このまま寮の中まで進むんだ。

あ、でも歩夢くんは私に用がある訳じゃなさそうだし?

だって私に用があるなら話しかけてくるでしょ。

そう思ったから、安心して歩夢くん素通り出来る。

ガシッ

えっ

なんで…歩夢くんは私の腕を掴んでるの?