「ねぇ愛、今日アイスボックス、寄ってかない?」 カノンが声をかけてくる。 あたしたちは今、元気に大学に通っています。 「いいよ!いこいこ♪」 「いいなぁ。お前らだけ。俺もいく!」 いきなり背の高いシルエットがあたし達の前に出てきた。 「ちょっと堅太!邪魔よ!ど・い・て・!」 この人は前田堅太(まえだけんた)。ここで知り合った男友達。