『な、なんですと??』





あまりにも衝撃的な事に、さすがに笑顔で対応出来なかった。





どうしてそうなったんだ。





「これは任意ではなく命令だ。頼んだぞ」





『いや、まったく理解できませんよ!!一体どれがどうなってこうなったんですか!?』






颯爽と部屋を出て行こうとする土方の袴を南は掴んだ。困惑した表情を隠しきれぬまま土方を見上げる。




その表情を見下ろし、ため息をはいた土方は南の前に座りなおした。





「お前の剣術は、幹部のものが目をむくほど独特かつすばらしいものだった」





褒められてるのかな??





土方の表情は先ほどと変らず険しい表情をしていた。その所為か、褒められているのか褒められていないのかはっきり分からない。