嘘つく?


こいつらに?


それは、嫌。


嘘つくより…


本当の事を言った方がマシ。


よし。言おう。


私は、決心した。


剛「菜々ちゃん?」


ハッ


自分の世界に入ってた…


『あ、あのね…?話したい事が…あるの…』

剛「なんですか?」

大翔「何々ー?」


あー!私、柄にもなく…


緊張してるー!


ふぅ。


よし。落ち着いた。


『実は、私…西原組の次期組長…なの…』


シーン


ん?反応なし?


私は、皆を見た。


何故か、固まってる…?


なんで!?


(あなたが次期組長って知ったからだよ)

はい!?それだけで、固まる!?

(当たり前。だって、びっくりするでしょ?細くて美人な菜々がまさか、次期組長なんて…あり得ないでしょう?)

そう?普通じゃない?

(あ。そう。私、帰るわ。疲れたし。ばいちゃ)

あ。作者が帰ったー!