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迎えた土曜日の朝。

・・・

夏樹の様子が、

どことなくおかしい事に気が付いた。

「夏樹、どうかしたのか?」

「え?!・・・いえ、

何でもありませんよ、ね~遥斗」

・・・

赤ちゃんの遥斗に同意を求めなくても。

思わず苦笑い。

・・・

遥斗に離乳食を食べさせながら、

自分の口に朝食を入れる夏樹。

毎朝見ている光景だが、

毎度毎度、大変そうだ。

・・・

オレが手伝おうとすると、

巧は早く仕事に行かなきゃいけないんだから、

気にしないでください!の一点張り。

・・・

「…夏樹」

「何ですか?・・・ん!」

・・・

振り向きざまに、

ミニトマトを口の中へ・・・

もぐもぐしながら、

「どうしたんですか、急に?」

と聞かれ、