・・・

デスクに戻ったオレは、

大きく溜息を一つ。

・・・

なんでこう、

夏樹の周りには、

ふざけた男しか集まってこないんだ?

って、

オレもその一人だったりするのか?

いや、そんな事はないはず。

・・・

現に俺は、

夏樹の旦那になったわけで。

・・・

仕事を始めても、

藤田と夏樹の行動が気になって仕方がない。

・・・

全く、

こんな事なら、

企画部にいさせるべきだった。

・・・

東条はいなくなったし、

企画部の奴らは、

オレと夏樹の関係を知ってるしな。