ケータイ小説 野いちご

【続】意地悪なご主人様

5.決着の時
夏樹side

「たく・・み」

家のリビング。

やっと巧の名前を呼んだ。

・・・

「・・・」

でも、巧は何の返事もしない。

・・・

「・・キャッ?!」

突然振り返った巧は、

私をソファーに押し倒した。

・・・

今まで一度だって

こんなに荒っぽく、

私を押し倒した事なんてなかったのに。

・・・

「たく・・ん・・・やっ」

・・・

巧は私が何か言おうとすると、

増々キスを深くする・・・

巧の舌が、

私の舌に絡み付いて、

言葉を発することなんてできない。

「・・ン・・ァン・・」

涙目で巧を見ると、

やっとキスを止めた。

・・・

「・・悪い」

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