───…


『…ん』


ずきずきと痛む頭

ひりひりと痛むのど

目が覚めた途端
俺はこれらの痛みに襲われた


『…っ』


水…確か枕元にあったはずだ


探そうと右手を動かす

そこで触れたのは
ペットボトルの感触じゃなく

柔らかい髪だった