最初の頃は

イジメられても気にしなかった。

しかし、日に日に
度合いが酷くなり
流石の僕も限界だったのだ。

典型的な靴に画鋲から始まり、
逆行する直前は
集団暴力に遭っていた。

我慢の限界で
とうとう、現実逃避して
高一まで戻ったという訳だ。

向こうの満は
心配してるだろうなぁ……

届かないと分かっているが
心の中で
「ごめん」と謝った。