残り一分、絶対間に合わない…!
…と思ったら意外と間に合った…私、脚力半端ない♪
…瞬に引っ張られただけだけどね。
「はぁ…ッ…」
今は入学式の途中、…眠いな…
私は目をショボつかせる。
…そういえば、瞬なにしてるんだろ…?
疑問に思い隣を見ると…ぅん、寝てた。
「クスッ…」
思わず吹き出すと瞬に睨まれた…起きてんじゃん…
そうしているうちに校長先生の話が終わり、教室に行くことになった。
クラス表が掲示板に出されてる…えーと、私のクラスは…ぁ、あった!
「「…Bだ…、ん?」」
隣を見ると瞬が同時に声を上げていた、どうやら一緒みたい…?
「瞬もBクラス?」
「凛もか?…へぇ…」
「な…なに…?」
「別に?」
瞬は不適な笑みを浮かべ先に歩いていった、私も行かなきゃ…
私は教室に向かい歩き出した。