13歳の中学生の時。
俺は、freshに入った。
同時に気付いてしまった。
好きな女。
秋月七瀬。
幼馴染。
いつもニコニコしてて可愛い、
そう思ったのはあいつだけ。
気が付けば、freshはデビューして二年。
中学3年に俺はなっていた。
告白なんかできなくて。
女や男にキャーキャーギャーギャーいわれる日々。
俺の後に入ってきた、郁馬ともだいぶ打ち解けて、
普通にチームメイトとして接することができるようになったら
柊花が来た。
新人だからとかじゃなくて、人を見下したような眼で、はっきり言って
仲良くなりたくなかったし、
2週間後の発表で、
騙されて、やめてしまえって本気で思った。
それに、俺の居場所。
七瀬の隣が奪われる気がした。
なんだかんだ言って、
七瀬の隣は俺だったから。