ケータイ小説 野いちご

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わがまま猫男子いりませんか?

猫男子は甘党男子
あたしの敵はお嬢様

【綾菜Side】


キーンコーンカーンコーン……

放課後を告げるチャイムの音が学校中に響き渡る。

「綾菜、また明日な」

龍は満面の笑みで教室を出て行く。

放課後になると、本当に元気になるなぁ。

龍はスポーツが得意でバスケ部に所属している。

普段の授業はすごくダルそうにしてるのに、体育とか部活になれば一目散に体育館へ向かう。

さっき、満面の笑みで教室を出ていったのも、部活があるからだ。

あたしは部活やってないけど。

だから、このまま帰ろうと思ってたんだけど、そうはいかないらしい。

「中島さん、ちょっといいかしら?」

この間の女子集団があたしのことを取り囲んでいた。



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