「38.6...」 次の日、私は風邪をひいてしまった。 まぁ、真冬の雨の中に30分も突っ立ってたんだから当たり前か...。 「熱高いなー...」 私のベッドの横に座っている亮一。 明らかに不機嫌そうな顔をしているんですけど...。 やっぱ...、私って迷惑ばっかかけてる。 亮一に嫌われてもおかしくないよね...。