「てめぇ…どうやって…」



明らかに動揺してやがる正毅…



「てめぇこの『我、左のなかを好む』ってヒント…こんなのくそ楽に解けたぜ…」




「何!?」





「この左のなかってやつ…こんなの廃車置き場ってのを考えたら一発!!!左のなか…つまりこれは左ハンドルの車ん中ってことだろ…探してたら一つだけ左ハンドルの車があったからどんぴしゃよ!!」





勝った…俺はそう確信し、遥のもとに行き…手錠を外す…すると遥は泣きじゃぐりながら俺に抱きついてきた…



「亮太~亮太~」


俺も声に答え強く抱き締めた…




「さぁ帰ろう!!」




とプレス機を離れようとすると…