それから、颯汰さんと入れ替えで
颯汰さんの両親が入ってきた。


初めてあったけど
やっぱりかっこいいし、美人だ。


あたしは起き上がって挨拶をすると
慌ててお義母さんが抑えた。


「無理はしないでね?」


「あ、はい」


「うちのばかな男がほんとにごめんなさい」


「こちらこそ、すみません」


「何言ってるのよ!
藍佳さんは何にも悪くない!」


そう言って、お義父さんを睨んだ。


「ごめんね、藍佳さん」