「俺、リビングの掃除ー!」

「なんでもいい」

「今まで通り、僕は料理かな」


えええ?決めるの早いよー!
えーっと、えーっと…


「あ、あたしは…」


その日の夜、みんなでリビングに集まった。
みんなで机を囲み、東城先生の手元にある真っ白な紙に注目する。

東城先生はその紙に、泉→リビング掃除、拓海→料理、と書いた。

あ、ちなみに長瀬先生は、一緒にはいるけどまた読書中。


「うーんと、あたしは…」

「おっそい!!じゃあもう、お前は風呂掃除!」


そういうと、東城先生が持っていたペンと紙を奪って、吉谷→風呂掃除と書き出した。


「んでもって、龍ちゃんは洗濯物!はい、決まりっ」


龍ちゃん→洗濯物を紙に書くと、ペンをおいた。