美那「えぇ〜?ダメよ。もう転入届け出したから」

お母さん……自分勝手すぎる。

でも男子校でしょ?

女の子が入っても良いの?

花音「女の子1人じゃ嫌だよっ!女の子が男子校に行って良いの?」

実音と離れたくないなぁ。

あっ、実音って言うのは私の一番の親友なの♪

美那「それなら大丈夫よ。実音ちゃんも一緒に皇蘭高校に転校するから♪それと、これで学校に行ってね!」

実音……お母さんの思いつきに巻き込んでゴメン。

でも実音がいて良かったぁ。

私はお母さんに渡されたのを見てビックリした。

花音「ウィッグと男子用の制服?」

…………もしかして。