正面から見ていたマスターの隣に立っている。 なんか不思議な気分。 ここでアルバイトをし始めてまだ1週間。 クリスマスまでなら、もう1週間も過ぎたってことになる。 「なんかいつも来てたのに全然違うように見えます」 「楽しい?」 「楽しいですよ」 「ならよかった、暇そうな顔してたから」 「もちろん暇です」 「おい」