翌朝、起きると美愛の顔が目の前にあった。

 こ、これはいったい、どういう状況なんだ…??

「美愛~?」

 俺は美愛に呼びかけた。

「うぅ~~」

 美愛が唸る。

「み、美愛??」

 なんで唸ってるんだ。

「う~~」

 俺は美愛の頬をぶにっと掴んだ。

「にゃっ」

 美愛が起きた。

「あ、起きたか」