天星
アフィアルーク
《我が天使よ聞け!これからお前達はパートナーを作れ!》
問答無用に入ったアナウンスに全員はは?と混沌状態に陥る
「ちょっと総理って自分勝手だねー」
ツカツカ歩く白金の髪と翼をもつ僕は
ソフトクリームを頬張り、カリッとコーンを食べた
「いやー、困るよ。」
僕の目の前には女性
翼を生やした女性軍が少年を囲むように立っていた
「星天(ほしう)君、あたしと「いやあたしと」「いやあたしよ!」」
「わたくしとよ!」
「ババアは黙ってな!」
ワーギャー揉める女性軍
僕、星天璃音(ほしうりおん)は溜め息する
自覚済みのモテ男でギャルやぶりっこ等が嫌い
僕はまた溜め息して翼を広げて飛んでいく
追ってくる女性軍を振り払いながら天星を抜ける