ケータイ小説 野いちご

さくら~彼が愛したもの~

第一章 軌跡
聖なる夜の贈り物






あれから、3ヵ月...。




聖なる夜、恋人たちのイヴ。




私たちが向かったところ。




それは、イルミネーションが輝く光の世界でも、クリスマスソングが流れる世界でもない。




多田先生の工房。





「アイカ、クリスマスプレゼントだよ。」




「えっ..!?うそ....」




そこにあったのは、ピンクに光り輝く着物。なによりも、美しく、桜が咲いている。




ジルを見上げて、目が合った瞬間、涙が溢れた。








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