ケータイ小説 野いちご

さくら~彼が愛したもの~

第一章 軌跡
夏の夜の小さな嘘






祇園祭。





宵宵山、宵山、山鉾巡行が海の日の連休に重なる今年は、例年以上の人出になることは間違いない。





ジルも私も人ごみは苦手なんだけど。こればっかりは、行くよ!!





宵宵山の土曜日、早めにお昼を食べて準備開始。






「お待たせ~..!!」





ガチャっとドアを開けると。すでにもう、着替え終えているジルがいた。





うわっ、カッコイイ...。似合いすぎ。





男の色気がモンモンと香っていて、その姿は妖艶すぎるほど色っぽい。









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