ケータイ小説 野いちご

さくら~彼が愛したもの~

第一章 軌跡
一点もの







春が過ぎ、梅雨真っ只中。





ジトジト、ジメジメ、不快指数ウナギのぼり。





それでも、愛の芽はスクスク育っている。






お互いの家を行き来するようになり、合鍵ももらった。





でも、ジルの部屋って生活感がなくて。





料理をしようにも、何も揃っていないんだもん。






だから、私の部屋で過ごすほうが断然多いなぁ。






そんな今日は、ほしいものがあってお出かけ。






「「あっ、」」






やっぱり、私たち同じものを気に入ったみたいだ。








< 31/ 378 >