ケータイ小説 野いちご

さくら~彼が愛したもの~

第一章 軌跡
桜の下で








ジルとの再会から一夜が明けた、日曜日。






今日は、平野神社で待ち合わせ。






春のお日さまに包まれた昨日とは打って変わって、どんより曇り空だけど。






私の心は、晴れ晴れ。






待ち合わせまで、まだ十分時間はあるのに。






スカートの裾をヒラヒラさせながら、駆け足。







「アイカ~..!!」







「ジル~..!!」







もう、待ってくれていたジルを見つけて手を振った。







初めての待ち合わせ。









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