ケータイ小説 野いちご

さくら~彼が愛したもの~

第一章 軌跡
出会い







桜咲く、春。4月。





可憐な花を咲かせ、ほのかな花信風に花びらが舞う。







きれ~....。春は、桜だよね~。






京都の桜といえば、平野神社。






この4年、この桜を見ずに何をしていたんだろう。






感激と後悔が入り混じった、おかしなため息をついた私。







中川あいか、22才。






つい先日、社会人になったばかりのピッカピカの1年生。






ひとり、だけど。






けっして、友だちがいないわけではない。








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