朝起きると柚からの赤ちゃん報告。

ガキが出来んのか!

嬉しいが雪娜はまだちっせーし、

…大変そうだよな…。



「雪?どうしたの?」

「あ?いや…大変じゃねぇかなって」

「…え?」

「雪娜だってちっせーし育てんの…大変だろ?」

「…産むなって言いたいの?」

「そういうんじゃねぇーよ。嬉しいに決まってんだろ?」

「じゃあ……なに?」

「雪娜を保育園に入れないか?」

「保育園…?」

「あぁ」

「いいかもしれないけど…雪娜は…あたしに似て人見知りよ?」

「雪娜なら大丈夫だろ」

「…雪保育園いちゃない」

「雪娜…」

「雪家にいる!」


だけど…なんかあったらあれだし…

やっぱ雪娜はちっせーしさ……。


「Hello!」

「うわっ、海なんだよ」

不法侵入だぞ(笑)


「雪娜ー!」

「海!」


いつの間にか雪娜は海になついて海が大好きになった。


「優衣は?」

「昨日飲み会でつぶれてる」

「マジか(笑)」

「弱いのに飲んだんでしょ?優衣だもん」

「まぁな」



優衣と海は今年結婚した。
星川と廉は、

“まだ恋人がいい!”

とか言ってしていない。


「海〜!」

「どうした?」

「雪っ、保育園いきたくない〜」

「保育園?」


海に事情を話すと海は…。


「また!?お前らなにしてんだよ、おめでただけど。んじゃ俺が昼からここ来ればいんじゃね?」

「えぇ!?」

「な、雪娜」

「うん!」

「まぁ安心だけど、柚に手ぇ出すなよ!?」

「妊婦に手ぇ出すほどバカじゃねぇし浮気になるし無理」

「よし!なら許そう」


これで雪娜の保育園の件は終わり。