ケータイ小説 野いちご

無愛想なキミが大好きです!

▽らぶ6
―隆太side


【隆太side】


次の日の朝、たまたま早く学校に着いた。


昨日の遠野の泣き顔がずっと頭から離れなかった。


泣いていた理由を聞いても曖昧にしか答えないあいつ。


でもその瞳の奥には確かに悲しみが映っていた。


遠野は普通どおりにしてるつもりだろうけど、俺には全然普通に見える。


って、なんで俺こんなこと考えてるんだ。


遠野なんて面倒な奴だと思ってるのに。


「はぁ……」


「秋山、ちょっといいか?」


一人考えていると、担任に呼ばれた。


「はい」


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